富山のかまぼこ 生地蒲鉾有限会社

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蒲友会での長崎研修旅行

(2016.05.27)
かまぼこのこと蒲友会

長崎の研修旅行から昨日夜帰ってまいりました。

と先ほどyahooニュースを見ていたら、なんと羽田空港で火災が起きているではありませんか!
韓国航空の飛行機から火災が発生し、羽田空港離発着の飛行機に欠航が相次いでいるとのこと、幸いに大きなけが人などは出ていないようですが・・
一日違いでもしこれが昨日だったら・・・もう一日長崎にいれた?と思ったりして。
さて長崎ですが、やはりかまぼこ先進地という印象を第一に受けました。
ついてすぐに飛行場のちゃんぽんのお店に入ったのですが、具材としてかなりの量の練り物が使われています。野菜も多いが、色とりどりの練り物がお腹を満たします。
飛行場からレンタカーで原爆資料館→平和公園に移動。飛行場が海に埋め立てられたようなところにあって市街地からかなり距離があります。
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平和公園からグラバー園→大浦天主堂などをめぐりホテルへ。いろいろと思うところがあったのですが、かまぼこ屋さんのブログということで割愛させていただきます。
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なおこの日は当日朝まで雨が降っていたそうですが、私たちが長崎に到着するころには快晴で翌日もとても天気が良い日で、汗ばむような夏っぽい雰囲気でしたが、まさに旅行日和でした。(※本来は1月に行く予定だったのが大雪のため中止になったけど、かえって良かったかもしれません)
夜は長崎思案橋付近の郷土料理が食べられるお店を紹介いただき、懇親会。ここでもパンにすり身を挟んだ「ハトシ」という料理を食べましたがこれが絶品でパンのサクサク食感と中のすり身がうまくマッチした本当においしい食べ物でしたね。
他には新たに長崎のかまぼこ屋さんたちが作り上げた「チャポリタン」も満足させてくれる逸品でした。
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また長崎、決して人口も富山と比べて多くはないはずですが、各種飲食店が多く、観光客で支えられているんだなあと感じる部分も多かったです。
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翌日、いよいよ今回の趣旨である長崎の杉永蒲鉾さんと長崎水産加工業協同組合さんへの工場見学に。
杉永蒲鉾さんはとても衛生的でなおかつ人間の作り手のこもった商品づくりをしている素晴らしい工場でした。社長の人間性もしっかりと会社に反映されているなあと随所で感じることができました。
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次に向かったのは組合さん。市内からは車で30分以上くらい走ったでしょうか、山を一つ越えて海の近くにありました。
(余談ですが、長崎は坂だらけの町で平地がとても少ないので雑談でお聞きした市内の坪単価は我々を仰天させました。また雇用に関しては、これまた富山県の実情と違い、最低賃金が富山より安く、労働力的にも富山の方がひっ迫しているという状況に感じました)
国内ですり身を生産しているところはもはや長崎と舞鶴くらいということでとても貴重な現場を見せていただくことができました。
またここは今年度から来年にかけて工場を新設するということでしたのでまた機会があればその生まれ変わった姿を見に行きたいものです。
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と今回は日程の関係上2か所だけ回ることができましたが、蒲友会員全員がとても刺激を受けた研修旅行になったのではないでしょうか。
長崎はかまぼこ屋さん同士が練り製品全体の需要の底上げという大きな目標に向かって団結し、その消費量は(県庁所在地として)日本一になっています。
日常に練り製品があふれて食卓にも何気なくかまぼこが取り込まれている、誤解を恐れずに言うなら主役ではないけど名脇役の役目をしっかりと担い、存在感のあるポジションを保っていると言えそうです。
研修旅行を終え、富山空港に降り立つとまるで我々の到着を待っていたかのようにポツポツと雨が降り始めました。
そして帰りに入ったラーメン屋で具材にかまぼこがないのを少し残念に思いながら、今後の課題について思いを馳せるのでした。。
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