富山のかまぼこ 生地蒲鉾有限会社

生地蒲鉾ブログ 蒲鉾よもやま話 かまぼこ屋のつぶやき

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カテゴリ:かまぼこのこと の記事

試食について

(2010.12.17)
かまぼこのこと

今日の黒部市は久しぶりに晴れました。朝サイレントカッターをまわしてて、ちょっと時間ができたので外に出てみると白い雪をいただいた山々が朝陽を浴びてとても幻想的な雰囲気でした。とっても寒かったですけどね^^。。

さて今日も大量にかまぼこを作っていたのですが、僕はほぼ毎日製品を試食しています。大体毎日試食するのは赤巻きですが、日によっては昆布だったり、婚礼用かまぼこだったりします。原材料を少し変えるときなどは必ず、以前のものと比較しています。

この試食、実は毎日続けるのは結構しんどかったりします。時には体調が悪いときもあります。しかし自分がすりあげたすり身が最終製品となってどんな味になっているか、弾力はどうか等々確かめるのが食品を提供するものの義務だと思っています。塩ずりの時間、すり身の解凍温度、外気温、すわりの温度、湿度、蒸し時間などなど色々な条件が刻一刻と変化します。それが最終製品にどのように現れているのか、確かめているのです!

かまぼこの製造というのは知れば知るほど奥の深い、難しい仕事だと思います。それだけに面白さも感じられますし、やりがいもありますけどね^^

サイレントカッターのお仕事

(2010.12.11)
かまぼこのこと

今週もやっと土曜日にたどりついたといった感じです。昨日くらいから鼻水、のどの痛みがあり、まんまとこどもの風邪をもらってしまったわけですが、なんとか明日の休みで回復したいです。

さて僕は普段工場内ですり身のらいかい作業を毎日行っているのですが、年末の今どのくらいの仕事量なのか、ちょっと考えてみました。

らいかい時間 朝5時半~昼1時くらい。(休憩1時間ほど挟む)

サイレントカッターでする回数 16回~20回(一回で15分~20分)

使うすり身の量 1200~1300キロくらい

使う水の量 1000キロくらい

原材料費、人件費・・・・・

こうして冷静に考えてみるとちょっと怖くなってきます。自分ひとりで毎日2t近くの重さのものを動かしていて更に相当な金額のすり身を使っていることに。

またサイレントカッターでのらいかいも温度を見ながら、すり身の状態を確かめながら丹念に練り上げていますので時間をかけてしっかりとしたものに仕上げています。

生地蒲鉾のすり身は高級なものしか使用していませんので気を引き締めてこれからもきれいな仕上がりのすり身を仕上げていきたいと思っています。

 

 

 

かまぼこ屋さんの年末作業について

(2010.11.23)
かまぼこのこと

ここ最近朝から夕方までどっぷり工場内で働いていて、いかにも年末のかまぼこ屋さんしています。ですので今日も一日雨だったようですが、あまり気になりません。

昔はそれこそこの時期は家に帰ってお風呂入ってご飯食べて寝るだけ、という生活をかまぼこ屋さんはしていたのでしょうが、今はPCやインターネットという便利なものがあるおかげで時間の無い中でも効率よく情報収集できたり、時には息抜きでゲームをしたり本や音楽の買い物までできてしまいます。

そんなわけで昔ほど年末に関しては悲壮感がなくなってきているのかなと思ったりします。僕が修行に行っていたかまぼこ屋さんでは年末作業のことを「親が死んでも仕込み(年末)は休むな」と言われていたそうです。。。。今考えても恐ろしい言葉であると同時に年末に賭けるかまぼこ屋さんの意気込みを表しているフレーズとして僕の心に深く刻み込まれています。

昨日はかまぼこの日

(2010.11.16)
かまぼこのこと

昨日はブログ更新できませんでした。ほんの少しの時間は取れないはずはないのですが、気力が無かったというか・・・PCに向き合うのもおっくうでした。

そこで表題なのですが、本当なら昨日のブログで「今日はかまぼこの日」と更新すべきだったのでしょうが、一日遅れでお知らせです。

11月15日は蒲鉾の日。全国蒲鉾組合連合会で定めた、業界の日です。由来は1115年の文献に初めてかまぼこ(ちくわのようなものだったらしいです)が登場したのが練り物の起源とされ、その年号にちなんで11月15日をかまぼこの日としています。

ただ

正直あまり認知されていませんね。昨日もあっさりと過ぎ去ってしまいましたし・・・この時期はお歳暮商戦やら何やらで業界は繁忙期に入ってきていますので、何かしらの記念日イベント的なものも一致団結してする余裕がないのか、はたまた単にアイデアが無いのか。。。

富山県蒲鉾組合青年部では3月19日を「さ(3)い(1)く(9)の日」としてここ数年イベントをしていますが、そのあたりのシーズンならいろいろと考えやすいのになあ、と今更ながら思ったりしています。

 

残りの休日

(2010.11.14)
かまぼこのこと

昨夜は会社の年末頑張ろう会が黒部市内の某居酒屋さんで開催されました。忙しい中準備してくれたみなさん、ありがとうございました。

その中でふと気づいたのですが、今年の休みはあと4日!(今日を除いて)ということ。あーもう、そんな時期なんだと・・・

でも言い換えれば、あと一月半、でかまぼこ屋さんの宿命の年末が終わります。

おいしいかまぼこ作りを一日一日頑張れば、気づいた時には大晦日を迎えていることでしょう。

酒と蒲鉾フェア2010

(2010.11.04)
かまぼこのこと出張・研修

東京は有楽町交通会館で開催された「富山の酒と蒲鉾フェア2010」に行ってきました。朝黒部を6時くらいに出たのですが、雨風が吹き付けて寒い寒い。。

酒と蒲鉾フェア看板JPG.jpgでも新幹線に乗り換えて長いトンネルをくぐるとそこは晴天でした。川端康成の「雪国」を思い出します(読んだことないですが)。

会場に着いて準備、ミーティング、昼食とあっというまに開場時間となりました。開場してからは・・・大勢のお客様に試食を提供し、蒲鉾の販売も同時にこなし、と大忙しで写真を撮ってる時間もありませんでした。今年は白えびまめかまぼこえびのせチーズ蒲鉾を大量に持って行ったのですが、本当に多くのお客様に買っていただき感謝、感謝です。

酒と蒲鉾冷蔵庫.jpg

おかげさまで昨年と同じくらいの商品を買っていただき大満足のフェアとなりました。このフェアは来年開催されるかどうか未定らしいのですが、東京の人に生地蒲鉾のおいしい、しなやかなかまぼこを知って食べてもらえるいい機会ですので、ぜひ来年の開催も望みたいと思います。

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