台風が来ているみたいです。
八丈島のあたりだと思いますが、ここ黒部でも朝から風の強い一日になっており、よっぽど巨大な台風ということがわかります。
先日大阪出張に行った際に訪問させていただいた企業や団体様から見積もりや画像提供などお問い合わせをいただき大変嬉しい今日この頃です。
しかしながらすり身の価格がまたあがるという話も聞こえてきましたし、為替も自民党総裁が変わってから極端に円安へと動いています。 ニュースを見ると熊とノーベル賞、そして政治関連。
10月12日から全国一斉で最低賃金があがります。富山県は前回より+64円の1062円。
ついに1000円を軽く超えました。これは年末の求人にも大きく関わってくるのですが、最低賃金が1062円となると、短期バイトだと1200円から1500円程度でも集まらなくなってくる恐れもあります。
実際に工場の発送関連だと応募はありますが、朝早い部門などはかなり厳しい状況です。
しかもこの黒部を含む新川地域の有効求人倍率は全国でもトップレベル・・・・
原材料の値上げ、最賃上げ、物価高騰による販売不振。
富山県の倒産件数は前年同期(4月~9月)の倍近くの55件。今日の新聞でも県西部の弁当宅配業者の倒産が報じられていました。
リサーチ会社やマスコミ報道などでよく使われる「中小企業を取り巻く経営環境は厳しさを増している」という文言、今ほど切実に感じることはありません。
新総理大臣になって大きく変化していただくことを期待するしかありません!
愚痴が満載になってしまいましたが、今年の冬商戦、どうなることやら??
かまぼこ情報や日々の出来事などを綴ります。
チックルとカマピー
今日は朝から上越まで。
同業者が廃業されるというので何か必要なものを買い取り、譲渡してもらうためです。
悲しいですが、そこは同業者ということで必要なものをかなり譲っていただけました!
さてかまぼこの組合ではかつてゆるキャラを作ろうという動きがあったそうです。
いつ頃かは忘れましたが、おそらく全国的にゆるキャラブームの時に乗っかって作ったのではないかと思われます。
(※今調べたら2001年に山口のかまぼこ組合が製作したキャラらしいです。失礼しました。)
その名も「カマピー」と「チックル」。
何とも愛くるしいフォルムとそのネーミングで個人的には大好きなのですが、富山の巻蒲鉾文化では両方とも(板付きかまぼこもちくわも)製造しているメーカーはありません!
それでも組合の公式キャラということもあり、このたびマルートの店頭の空きスペースに飾ろうと思って探したのですが、カマピーしかいない!!
仕方がないのでみゃくみゃくさんを相方に見立ててしばらく置いていたのですが、どうにも落ち着かない。

そこで思い切ってかまぼこ協会にメールをして在庫をあたってみたところ、何と協会にも在庫がないとのこと!!!
しかし協会の方が組合員にかけあって探してもらったところ、山口のフジミツ様が持っていてすぐに送っていただけることに。さすが元祖チックルとカマピーの産みの県のメーカーです。
しかも無償で譲っていただきました。。

どうでしょうか、この凛々しいチックル君の立ち姿。
それに比べてカマピーは自立できないので何とか後ろの段ボールで支えています。
隣のみゃくみゃく君も万博疲れか少しだらしなく横たわっています。
しかし3人のキャラクターがそろうとそれはそれは賑やかな雰囲気でお客様の受けもいいような気がします。
しばらくこの3名のキャラクターでお客様を温かく出迎えようと思います。
ご協力いただいた日本かまぼこ協会様、フジミツ様、本当にありがとうございました。
技能実習生や特定技能実習生
10月6日月曜日の朝5時出勤、もうすでに真っ暗です。
今日からまた新たに製造社員として入社していただく女性がいます。
女性はフィリピン国籍で特定技能実習生。
生地蒲鉾で働いていただいている外国籍の方はこれで技能実習生5人と特定技能実習生1人を合わせて6名になりました。
10年ほど前まででは考えられないことです。
先の選挙でも移民問題や外国籍の方のことが問題になり、どちらかというとネガティブなイメージで語られていたと思います。
SNSでも極端な切り抜きなどで外国人排除の動きが始まってきているような気がします。
でも日本はもはや外国人の労働力がないと成り立たない国になっているのも事実として認識しないといけません。
専業主婦の女性が働く、学生のもう少し働く時間を伸ばす、定年をさらに伸ばす、等々いろいろな施策も考えられますが、いずれも少子高齢化が早まり生産年齢人口が減少するスピードに追い付くことはできないのではないでしょうか。
問題は急激にでたらめに外国人を受け入れていくのではなく、緩やかに共生の方向を探っていくことだと思います。
ヨーロッパなどの諸外国でうまくいかなかった例がたくさんありますのでぜひ参考にして日本では穏健に外国人も日本人も楽しく過ごすことができれば最高ですね。
実際、生地蒲鉾で働いていただいている外国人は今までも今もとてもいい人ばかりで、もはやなくてはならない存在と戦力になっています。
また一緒に働く日本人社員にとっても文化が違う人たちと働くことは刺激になって悪いことではないと思いますので今後も外国人の活躍に期待したいと思います!
大阪出張と14歳の挑戦
さあ、いよいよ10月です。
今年も残り3カ月、かまぼこ屋さんにとっては勝負の3カ月、準備は万端!
というわけにはいっていませんのでこれから順番に整えていかないといけません。
まずは臨時のアルバイトさんの確保。
これが毎年難しさを増してきている気がします。
基本的には黒部市のシルバー人材センターさんに声掛けしたりweb求人サイトで有料広告を掲載したりしていますが、ここ県東部の求人倍率はかなり高いみたいでなかなか集まりません。まして短期となるとなおさらなのかもしれません。
そしてマルート店でも2人ほどそれぞれの理由で退社などがあり、また病欠などで非常に人材確保には頭を悩ませます。
そして次に物資、資材の確保。こちらは当社在庫とメーカー在庫のすり合わせなどを行い、足りない分は急ぎで生産に入ります。
また生産体制の確認や原材料の確認などやることは多岐にわたりすぎて頭が混乱しそうです。
しかも今年は黒部市から離れたマルートのことも頭に入れながら考えないといけないので自分の体も二つに分けたいくらいです。。
本格的に忙しくなるのは11月に入ってからですので今のうちに営業活動などできることもやっておかなくてはいけません。
先週は大阪に出張。
数社と商談させていただきましたが、いずれも好感触だったので年末に新規のお客様に生地蒲鉾を食べていただける機会ができるかも?


北陸新幹線ができてからというもの、大阪へはアクセスが良くないこともあって富山のかまぼこが大阪で販売される機会が少なくなっていると感じていました。
そうはいっても富山出身の近畿在住者などもたくさんいますのでそういった方々に年末くらい、富山の蒲鉾を近くで買っていただければ嬉しいなあ、という思いでいます。
そして黒部では14歳の挑戦が行われていました。9/30~10/2までの3日間と非常に短い期間でしたが、何かを感じ取っていただけたら嬉しいですね。
ちなみに近所のうどん屋さんに食べに行ったらそこでも中学生がうどんを打っていて、ご主人にめちゃくちゃ安い値段でサービスしてもらいました^^しっかりと美味しかったです!

非常にやる気に満ちた女生徒ですね!
党首選と朝乃山
某党の党首選挙で国内では賑わっていますが、個人的には今年はまってしまったのが世界陸上。
ちょうど寝る前の時間にライブで世界トップクラスの協議が見ることができるということでほぼ毎日見てしまいました。
事前にはほとんど知識もなかったのですが、テレビや織田裕二さんがうまいこと解説を加えてくれているおかげで超にわかでも楽しむことができました。
思えば本当ならこれの数倍盛り上がるはずだった東京オリンピック。。。
返す返すも残念でなりません。
日本経済の行方も随分と違っていたのではないでしょうか。コロナからの立ち直りの遅さが現在の諸外国との経済格差につながっている気もしてなりません。
冒頭に触れた党首選でも「日本を前に」「かつての経済を取り戻す」「輝かしい日本を取り戻す」といったフレーズが各候補者が叫んでいます。ぜひその気持ちを大切にしてほしいものです。自党の解党的出直しとかはもう興味はないのでまずは日本全体のことを考えて各党首は行動に移していただきたいですね。
こちらも出直しで今場所調子がいまいちながらも確実に勝利を積み上げている地元期待の力士。

会社には応援のために部屋に送る方や、直接手渡すのでしょうか。いくつかご注文をいただきました。
年齢的には若手とはいいがたい年になりましたが、落ちるところまで落ちたらあとは這い上がるだけです。ケガもありますが、ぜひ頑張って少しでも長く力士を続けて欲しいですね!
くろべフェアや東武船橋催事
今日朝出勤しようと思い外に出たらほの暗く、しかも涼しい、というより少し寒い!
先週までは暑くて寝られないはずだったのに、いつの間にか季節は秋に入っているようです。9月20日を過ぎているので当たりまえなのでしょうが。。
さて週末はくろべフェアでした。9月20、21日と今年も土日開催。
昨年は体育館の工事の関係で実施日を8月に移して開催されましたが、暑さやなんだで大幅に人が減っていたのを思いだしました。そんなこともあり、そろそろ2日開催も限界ではないのかなあと思っていたのですが、あまりその声は通らず土日開催でした。

ですので生地蒲鉾としても昔はくろべフェアを目掛けて大きな売り上げを作ることを目標にしていましたが、最近はあるものをそのまま販売、最小限の人員で参加しております。
既存のこうしたイベントはコロナ以降明らかに集客が落ち込んでいます。抜本的な見直しが必要かと思いますね。
とはいえ、黒部市最大のイベントですので天候にも恵まれ日曜日は大勢のお客様で賑わっていました。

生地蒲鉾としては実はこの週、東武船橋百貨店での催事を行っている最中で、そちらが大変売れ行きがよく、またマルートにも道の駅にも人手や商品がいるとのことでどうしてもくろべフェアが後回し的になってしまいます。近くて知名度も獲得できているイベントなので、お客様もよく知っていただいているので販売員も簡単に売ることができます。
売り上げこそはあまり多くなかったですが、いろんな人と交流できて楽しかったですね。
明日はまた祝日。そして今週末には大阪へ出張です。やることがたくさんありますのでしっかりと準備して臨みたいと思います。