北海道から帰ってきました。
ものすごい爽やかな気候でしたが、帰ってきてからは特有の蒸し暑さ。
やはり湿度が高いかどうかは大きなもんだいですね。
高山の記事も投稿したいのですが、なかなか時間ができずに恐らくお蔵入りしそうです。
今週も予定がたくさんあって、そろそろ日本橋催事の準備も始めないといけません。

今週末はくろべフェア、催事が続きます。


北海道から帰ってきました。
ものすごい爽やかな気候でしたが、帰ってきてからは特有の蒸し暑さ。
やはり湿度が高いかどうかは大きなもんだいですね。
高山の記事も投稿したいのですが、なかなか時間ができずに恐らくお蔵入りしそうです。
今週も予定がたくさんあって、そろそろ日本橋催事の準備も始めないといけません。

今週末はくろべフェア、催事が続きます。
9月に入ってから天候がぐずつくことが多くなっていますね。
秋晴れはまだかといった感じですが、私は今週高山と北海道に出張にいってきます。
どちらも観光地として名高い地域ですので、各お店がどのような売り方をしているのか、何が売れているのか、インバウンドの動向はどうなのか、といった点に注目して視察してきたいと思っています。
特に高山は「富山高山すし空港」と名前が変わったことからもわかるとおり、インバウンドで非常ににぎわっている地域と聞いています。
風邪などひかぬように気を付けていってきます!
さて最後です。
今回はこの視察参加して感じたこと、しかもすり身関係の仕事の話だけでなくもう少し幅広に感じたことを書いていこうと思います。
現在我々国内の蒲鉾事業者を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。日本海沿岸で獲れた魚だけでかまぼこを製造している業者はほぼいないでしょうし、その業者だけの生産量ではとても日本国内の消費を賄うことができないのは自明です。
そうなると東南アジアや米国、南米などの海外に目を向けるのが必然。今は東南アジアの養殖魚の話も出ていますね。
これがひと昔前ならすり身を使用している国はほぼ日本だけで獲れたスケソウダラも割合は分かりませんが、多くはすり身生産に回っていたのではないでしょうか。そのため東南アジアなどでは乱獲がすすみ一時すり身の生産ができなくなるほど魚が枯渇したとも聞きました。
その点アメリカでは今回視察したように十分な体制で資源管理・衛生管理をしっかりして、スケソウダラが枯渇したという話は聞いたことがありません。(瞬間的に獲れない時もありましたが、すぐ回復しました)。今回視察して思ったことはその資源管理の徹底さ、魚体の大きさもしっかり計測して獲りすぎない工夫や、混獲を防ぐシステムができあがっていました。
またダッチハーバーの陸上工場は設備もしっかりとしていて、働く人たちは会社は違えど日本人スタッフが気概を持っていいすり身を作ろうという雰囲気がびしびしと伝わってきます。
そんなリーダー的日本人スタッフが現地雇用の労働者に対してしっかりとした指導をしているのも感じ取ることができました。
ということでこれで当分アメリカすり身で安泰だな、というと話はそう簡単でもありません。
世界的すり身の需要の高まり、日本のファンダメンタルズの弱さ、為替の下落などの要因によってダッチで作られたすり身は日本にもっていかなくても他の買い手がより高い値段で買ってくれるという状況になっています。
実際に私も現地で食事を食べたり、お土産を購入したりしましたが、1週間ほどの旅でなければあっという間に破産するくらいの物価でした。当然船内や工場で働く人たちの人件費も日本の3倍くらいはあるのでどうしてもすり身価格にダイレクトに反映せざるを得ない。
国内でも賃上げがかまびすしく叫ばれていますが、その開きは大きく、どんどん開いていく可能性もあります。そうなるとせっかく高品質で作られたすり身がヨーロッパ、韓国、中国など諸外国に流れていくことになります。実際今年のBシーズンは過去最高の価格になるのではないかと、すでに情報が入ってきています。国内ユーザー数が倒産や事業廃業で減っていくことはますますすり身の日本離れがすすむことになります。悪循環ですね。せっかく遠い地で日本人スタッフが苦労して作った高品質のすり身が日本人の口に入らない、ってことにもなりかねません。すでに安価な養殖魚を模索する動きや東南アジアなどの比較的安価なすり身、ロシア産のスケソウ、など代替手段を取り入れている業者もいます。
生地蒲鉾としては冷凍すり身を導入してから一貫して一番いいすり身を(つまりダッチハーバー洋上船)使い続ける、という信念でここまでやってきました。
もちろん会社が続いていくことが絶対条件なのですり身のことは日々勉強していかなければいけないと思いますが。
またもう一つ考えさせられたのが、陸上工場でも洋上船でもすり身だけを作っているわけではなく、「フィレ」の存在が俄然大きく感じられました。全世界的にはフィレの需要が強く(普通に考えたらそうなりますよね、懇親会で食べたスケソウダラのさくさくフライが美味しすぎました。)、需要が高いということは高値で売れる、すなわちフィレ生産拡大へとつながっていく懸念があります。(蒲鉾業者視点で)。もちろん魚体の大きさ等で製造する種類を分けているのだと思いますが、これからは今まではすり身に回っていたものがフィレに回ったり、大きな魚体の方がすり身も作りやすいのだけれども、フィレ優先になってすり身は小型魚が中心になり、品質が落ちることにつながるような心配もあります。
工場内で見たときにはフィレ生産はかなりの人手がかかっていて人件費がすごそうと思いましたが、それも今後の機械化の動きで安価で製造できるようなことになればその潮流はますますフィレ生産に傾くと思われます。
高品質の原料はあってあたり前、との考えからはもう脱却しなければいけない時にきているのかもしれません。そうなると我々としてはいかに少ないすり身で高品質、付加価値の高い商品を販売できるのか、を考えていかないといけないし、消費者の方々にも高品質のすり身の良さというものをもっともっと訴えていかないといけないと思いました。それが現地で苦労しながら製造している日本人スタッフの努力に答えることだと思います。
今回はアラスカシーフードマーケティング協会さまの企画で行かせていただきましたが、生産現場をじかに見るだけでなく、上記のようなことまでいろいろと考えさせられた視察になりました。
単純にダッチハーバーを含むアラスカの自然の美しさにも心ひかれるところもありましたし、その景観や自然環境を大切にしようという雰囲気もアンカレッジでは伝わってきました。(冬を見ていないのでずいぶんと勝手な印象ですが)。
最終日、ダッチハーバーからの飛行機が飛ばずに待っている時、皆さんがお食事している脇で飛行場のすぐそばにある湖を眺めながらこれから帰る日本で、黒部ですり身を扱う事業者としてどのような方向性で仕事をしていけばいいのかとの思いを巡らせていました。

こんなふうに気取ってますが、このあとのロストバッゲージや飛行場の待機時間のことなどで帰りの飛行機から帰って目の前の仕事に忙殺されて今これを書くまではそんなことを思い出すこともなかったのは事実ですが。。
富山県の組合でも一部の方が数十年前にダッチハーバーに行ったことがあると聞きました。
恐らくその時のすり身を取り巻く環境と今とは全然違うものであると思います。今回ダッチハーバー行きが決まった時嬉しい反面、この先また現地に行けることはあるのだろうか、それよりいつまでアメリカ産すり身を使い続けることができるのか、という悲壮感も持ち帰ってきました。
非常にまとまりにくい、結論の出しにくい終わり方になってしまいました。
光明があったとすれば、何度も書きましたが、現地の日本人の方々のすり身にかける思いが熱くて、まだ若い方も多かったことです。今後プロジェクトXや情熱大陸に出演するような活躍を期待しております!
最後になりますが、このたびご一緒していただいた、㈱河内屋 河内社長、㈱スギヨ 守取締役、伏見蒲鉾㈱橋爪部長、本当にありがとうございました。北陸チームとしてまとまっていてとても楽しく過ごすことができました。
また一番のお礼を言いたいのが、アラスカシーフードマーケティング協会の現地スタッフを含む皆様、フライト欠航、遅延などあらゆるトラブルを冷静に解決していただき感謝します。特に日本人スタッフの家形様には私の紛失したキャリーケースを日本国内まで持って帰ってきていただき感謝ひとしおです。改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。
アラスカ産すり身と国内蒲鉾業者、大切な関係はまだまだ続きます。視察以前と今とでは製品を見る目も違ってきます。
自社冷凍庫に眠るすり身の箱を眺めて、アラスカの広大な海の貴重な資源を有効に活用し、多くの人たちの絶え間ない努力のもとで製造された、「宝物」であると確信しています。




本日お昼の「ヒルナンデス」で黒部方面のロケの最中にKOKOくろべ道の駅に立ち寄っていただいた様子が放送されました。地上波あなどるなかれで100件以上のweb注文が一気に入りました。。
さていよいよ佳境になってきました、ダッチハーバー視察ですが、今回はUmios様との意見交換会(懇親会)の様子から書いていこうと思います。

UmiosさんにはAlyeska、Westwardの陸上2工場を見学させていただき、更に停泊中の洋上母船Exellenceに乗船し製造設備を視察させていただきました。
また生地蒲鉾にとってもメインで使用させていただいているすり身メーカー様ということで日本で、黒部でお会いしたことがある方ばかりでダッチハーバーという地でなんだか妙に安心感があり、懇親会でもとても打ち解けてお話をすることができました。
会場もWestwardかAlyeskaだったか忘れましたが、工場で働く人たちの宿舎の一部をお借りしてのウェルカムパーティを開催していただき、非常にアットホームな雰囲気の会でしたね。
アットホームといえど出てくるお料理は全て素晴らしく、巨大タラバガニや肉料理、スケソウダラの冷凍していない生のフライなど、お店で食べたらいくらするんだろうと思わずにはいられないくらいのクオリティのものを提供いただきました。
そして今回私は実は日本からはるばる持参した秘密兵器を披露させていただきました。

実は税関で食べ物の持ち込みは止められるかもしれないと聞いていたのですが、無事にダッチハーバーまでお届けすることができました。

Umiosの日本人社員はもちろん食べたことがあるのですが、現地スタッフが日本の蒲鉾を食べたときの反応が見てみたくて遠路はるばる持ち込んでみました。
もちろん初めて見る形状の蒲鉾ばかりだったので、最初は恐る恐るといった感じでしたが、「exllenceで製造された最上級SFAグレードのすり身で作られているんですよ」と日本社員に英語で解説いただいてようやく食べてくれましたが、「おいしい」の一言にほっとしました。
また日本の皆様もダッチハーバーで日本のかまぼこを食べる機会がないようでそれなりに喜んでいただいたのではないかと思います。
そうしてわいわいと蒲鉾談義に花を咲かせて解散となったのですが、最後の晩ということもあり、ホテル近くのバーで最終日の夜を締めました。夜12時頃だったのですが、、相変らずの空の明るさ!

ホテルに戻ってさすがにこの日は今までで一番よく眠れたと思います。
ようやく慣れてきたときにいつも旅は終わりを迎えます。


そして翌日。
ダッチハーバーからアンカレッジに向かいます。
が、また飛行機が遅延しています。(帰りは通常の飛行機でした)
確かアンカレッジ到着してからシアトル行の飛行機までは1時間半くらいしかなかったような、と思いながらもどうしようもないので本を読みながらずっと待機していました。
ダッチハーバーの自然がそうさせるのか、このころになると流れにあらがったり、焦ったりしてもどうもならないという雄大な気持ちが自分の中に芽生えています。(偉そう)


ようやくフライトして3時間半後アンカレッジに到着したのですが、案の定、シアトル行の便には間に合いませんで、、4人が別々の便でシアトルに向かうことになります。

我々のフライト時間は確か1時半ころ(深夜)。
ですので郊外に出て晩御飯を食べることにしましたが、超中途半端な時間に飛ぶので寝ることもできず、ふらふらしながらやっとのことでアンカレッジを離れることができました。
そして3時間後、シアトルタコマ空港は朝の6時くらい?(すでに時間感覚がなくなっています)
ダッチハーバーで預けた荷物を待っていたのですが、私の荷物だけ待てど暮らせど出て来ません。
結局数時間待ったのち、ロストバッゲージが確定しました。
まあ、服とか大したことのない荷物しかなかったので最悪戻ってこなくてもいいやという気持ちでしたね。この後シアトル→羽田便がまたかなり時間が空くとのことだったので空港内ラウンジでシャワーを浴び、軽食を食べてまた待機です。

今回の視察では待機の連続だったのである意味慣れた気がしました。(帰れる気持ちもあったので多少余裕がでてきました!)
そうしてシアトル発のデルタ航空は遅れもせず、定刻に出発、約10時間後に無事羽田に到着しました。

更にここから東京駅まで移動してから新幹線で黒部へ。
ホームは長岡花火の日だったので着物姿の人たちで大賑わいでした。
心配していた気温差ですが、さほどこの日は暑くなくそれより戻ってこれた安堵が勝り、新幹線の中ではしっかりと寝ることができました(笑)

黒部に着いた時には、時間どころか、日付の感覚もなく、また白夜になれていたので全てが夢を見ているようなふわふわとした感じでした。
こうして6泊7日?のすり身工場の視察の旅は無事終わりを告げました。
後日アラスカシーフードマーケティング協会の方から私のキャリーケースが見つかったこと、その方が帰国するとき(1週間後でしたが)に一緒に持って帰ってくれることを伝えてもらい、こちらもほっと一安心でした。

視察内容はこれで終わりになりますが、次回最後に少し感想などをつづって今回の最終編としたいと思います。
お盆も終わり、お盆期間中のことなどを書いておかないといけないと思いつつ、先日アップしたアラスカ渡航の続きを終わらせないといけないので、さっと続きを書いてみます!
当初は到着した日にダッチハーバー観光のための時間が1日設けられていただのですが、前述したようにフライトが1日遅れたため、到着後すぐに施設見学に向かうことになります。
1件目はUnisea社の陸上工場。日本のニッスイさんの100%出資会社だと伺っています。
生地蒲鉾としては過去にこちらの工場のすり身も使用したことがあります。その時は確かA級で、赤巻の皮の部分に半分ほど混ぜて使用した覚えがあります。
前提として今回ダッチハーバーで陸上工場を3件見学しましたが、実は生地蒲鉾ではメインのスケソウすり身は洋上加工のものしか使用していません。たまに原料が少ない時や試験的に使ってみる時に先に書いたように陸上工場のすり身を一部入れるのみです。かなりぜいたくな使い方をしていると同業界の方には言われるゆえんです。
話がそれましたが、工場内を徹底的に見させていただき、私は遠い昔北海道の某工場様の施設見学して以来のことだったので非常に新鮮で、着陸した直後ということもあり興奮冷めやらぬ思いでお話を伺いながら見て回りました。




Unisea社の皆様とはこの日の夜、懇親会も行い、活発な情報交換をさせていただきました。
工場内で印象に残ったことは他の工場にもあてはまるのですが、資源管理の徹底さ。混獲を防ぐために自社で努力するのはもちろんのこと、国から派遣された職員が立って見張っています。またその記録をしっかりと残していることにも驚きでした。
アラスカの水産資源は持続可能とか、資源管理が徹底していると聞いていましたが、ここまでの徹底ぶりだとは思いませんでしたし、これほどのことを果たして日本や東南アジアでもできるのか、しているのか、というのは疑問です。
このunisea工場の後、偶然にも(配慮いただいていたのだと思いますが)弊社で使用しているExllence号が停泊中とのことで中を見学させていただきました。


この船は旧大洋漁業時代から使っていた第五天洋丸(漢字があっているか分かりません)が名前を変えて現在でも現役で操業しているとのことです。歴でいうと50年以上。
そのため中もところどころ日本語表記があったりして古き良き船という感じでしたね。
しかし中の設備は最新式のもので洋上船なので無駄なく配置されていました。またこの船はすり身を作る唯一の母船とのことです。(母船とは自らが魚を獲らずにキャッチャーボートを出してそこから魚を船に揚げて加工します)他のダッチハーバにある船は工船と言って自らが魚を獲って船上加工します。
本当は洋上で魚を獲って、加工しているところを見たい気持ちはありましたが、そうなるとかなりの時間を海上で過ごさなくてはならなく、また自分にその体力もあるはずもなく、想像の範囲でとどめておきました。しかしながら自分の会社で使っているすり身を製造している船の中までしっかりと見ることができて大変勉強になりました。
ちなみにこの船のテクニシャンの方は日本人の若い方でしたね。ものすごい体力と精神力が求められるんだろうなと思いながらも淡々と説明していただきました。
そして翌日はUmios様の資本の2つの陸上工場、ALYESKAとWESTWARD SEAFOODS社の陸上工場視察です。基本的には前日みたUnisea社と同様の設備で製造されています。この工場では撮影が一切禁止されていました。資料をいただいたのですが、ここで紹介することもできません。
前日のunisea社でも思ったのですが、ニッスイ系社員、Umios系社員、それぞれ日本から遠く離れた最果て(失礼な表現化もしれませんが)の地で現地スタッフに指示を出し、季節雇用の従業員に製造の方法を教えているのはとてつもなくすごいことだと思いました。
また現地で感じ取ったことや感想などは改めて別の機会に書かせていただきます。今はとにかく視察工程の先を急ぎます。
この陸上工場2施設見学のあとはアメリカンシーフーズ社さんの洋上船「オーシャンローバー号」が停泊しているとのことで船内を見せてもらうことができました。



洋上線は工船と母船があるのですが、ローバーは工船です。
自ら魚を獲って、船内で加工、凍結まで行います。
当然停泊中なので製造はしていなかったですが、ところ狭しと陸上工場と同じ設備がぎっしりと配置されていて寸分の無駄もないという印象を受けました。また陸上工場と違い、使える水の量なども多くないのでしっかりとした水の管理も必要なんだろうなと思いましたね。
このローバー号のすり身、これも弊社の赤巻などの皮で使用したことがあります。洋上FA級を皮に半分混ぜているのでやはりぜいたくです。ちなみに残り半分はSA級です。
と、ここまで書いていて時系列が本当にあっているのか、怪しくなっています。というのも陸上工場3つ視察しましたが、どこもかなり似通っているのです。また疲れか時差ボケか、船もローバーとエクセレンスを見たのですが、朝だったのか夕方だったのかをもはや思い出すすべがありません。
きちんと記録をつけておけば良かったと後悔しております・・・・
ということでまたもや長くなったのでここらでいったん切ります。
ダッチハーバー視察2日目も中身が濃すぎました。この次のブログはumios社の方との懇親会から書きたいと思います!
中身が濃厚過ぎて腰が重かったのですが、記憶が薄れるとますます書くのが億劫になる恐れがありますのでここらでアラスカでのすり身視察に関して備忘録を残しておきます。
時は日本時間7月28日、9時53分の北陸新幹線で東京へ向かいます。この時黒部宇奈月温泉駅に車を停めて駅へと向かう際に大粒の雨が降り出してギリギリ濡れずに済みました。
幸先がよいのやらこの先の旅を暗示しているかのような窓を叩きつけるような激しい雨の降り方でした。

13時、羽田空港第三ターミナル駅にモノレールで到着。たった3時間で国際空港までこれるのが羽田のいいところですね、成田は行くまでで疲れてしまいます。ここで今回の旅に同行することになる、河内屋様、スギヨ様、伏見蒲鉾様の方々と初対面。(河内社長はもちろん初めてではありませんが)。
そしてもう一人心強いアテンダーのウミオス社の社員の方も合流。私以外英語も皆様できそうで安心、安心。今までは一人で海外に行くことが多かったので今回は大船に乗った気持ちで出発です。(実際現地でもほとんど自分で行先も調べることもなかったです)。
16時20分、デルタ航空0166便にて羽田出発、現地時間9時半(日本時間25時30分)ごろシアトルのタコマ空港到着です。



フライト時間は9時間ほどだったと思います。(帰りの方が風向きの関係で1時間ほど余計にかかります)。イミグレーションでややもたつきがあったものの、無事アラスカ航空にて12時20分に出発(多少遅れていた気がしますが)。2回ほど出た機内食は感動するくらい美味しかったです。
15時アンカレッジ国際空港?に到着。(日本時間32時頃)。


こうして日本時間をちょいちょい思い出しながら書いているとすごい時間に活動しているんだと思いました。どうりでアラスカ滞在中、睡眠リズムが狂っていると感じるわけです。いわゆる時差ボケというやつでしょう。32時ですから黒部の家を出てから約24時間ほどかかっているということですね!
この地に24時間で来れるのを早いと思うのか、遅いと思うのか。私は意外にあっという間だった気がします。
ここまでは・・・・
そのあと現地のガイドさんを交えてアンカレッジ観光。
自然が豊かで鮭釣りをしている人がいたり、のんびりとした空気が漂っていて、学生時代住んでいた北海道の田舎あたりの空気感に近い気がしました。


そして18時45分から現地でのディナー。正直小食の私としてはこれがアメリカだ!といわんばかりの料理がドーンと出てくるのを想像していて心配していたのですが、シーフード中心にボリュームは確かに多かったですが、とっても美味しくてびっくりしました。またどこのレストランも平日にもかかわらず大勢の人で賑わっていたのが印象的でしたね。

そして懇親会もお開きになりレストランの外に出るのですが・・・
21時くらいのはずなのに真昼間です。
いわゆる白夜でこの先、この天気というか空模様に体内時計も何もかも狂ってしまいました。
日本での常識が通用しない国、This is Alaska。

徒歩でホテルまで移動してこの日久しぶりにベットで体を横にすることができました。
現地時間22時。日本を出て40時間経過(しつこいですね)
翌朝、よく寝たのか寝てないのか分からなかったですが、6時45分ホテルロビーに集合です。
いよいよ夢にまで見たすり身の聖地ダッチハーバーへのフライトの日がやってきました。天気は快晴。「Aシーズンはよくスタックして飛ばないことがあるんですよー」と散々聞かされていましたが、何の問題もありそうにありません。それくらい風もなく、空は晴れ渡っています。
7時30分、アンカレッジ空港到着。
9時25分のフライトに備えて出発を待ちます。
あれ?10時になっても飛ばないぞ。。どうやらアンカレッジは快晴でもダッチハーバーは濃霧のため着陸ができない状態のようです。
結局空港に何時間いたのでしょうか。待ち疲れしたころにこの日のフライト中止が告げられました。。
この間私はぼーっと待っていただけだったのですが、アラスカシーフード協会の方々は色々交渉して何とか行ける方法がないか手段を探っていただいていました。
その結果、当初予定していた飛行機ではなくチャーター機を手配していただき、翌日フライトできるかも、という状態までスタンバイしてもらいました。
ということでこの日はホテルに戻り、また観光。私は少し一人でゆっくりしたかったのでホテルから徒歩で行ける湖上飛行場?を見学に行きました。


そして翌日、ホテルロビー6時15分集合でいよいよチャーター機に乗り込み、ダッチハーバーへと向かいます!(と言いながら実際飛ぶかどうかわからない状況でかなりハラハラしてましたが、11時頃に飛ぶことになりました)
ここまで来たら絶対行きたい、との思いでいましたのでチャーター機に乗り込んだ時はその狭さとガソリンの匂いに驚きながらも変なテンションになっていました。またチャーター機にはトイレがないと聞いていたのでお腹の弱い自分としてはそれも心配でしたが、無事に3時間半ほどのフライトの後、無事ダッチハーバーの空港に着陸しました!!!!



と、ここまで書いて私のGoogleメモは終わっています。
この先はいよいよダッチハーバーのすり身工場や漁船の視察と一番大事なところなのですが、一切メモが残っていません。
しかも記憶もすでに薄れています。
ですのでかなり割愛して次回はすり身工場視察編を書いてみたいと思います!