かまぼこ情報や日々の出来事などを綴ります。
細工かまぼこ
ここ数日各種団体の会議や勉強会などで夕方からでかけることが多く更新できませんでした。
さて遅くなりましたが、全国蒲鉾品評会で生地蒲鉾が細工蒲鉾の部で水産庁長官賞、蒸しかまぼこの部で笹やきチーズが大日本水産会長賞を受賞しました!!
ダブルでの受賞、とっても嬉しいです。細工の部には社長製作の「がんばろう 日本」。
日の丸を中心にすえた復興を祈願した力強い作品です。
(3月14日北日本新聞)
そして笹焼のチーズは昨年から新商品として発売したもの。数あるチーズ系かまぼこの中でも評価いただいたことが嬉しい!
また富山県の蒲鉾屋さんは細工かまぼこに必ずといっていいくらい出品していて、中には「これはすごい!」といった作品もありました。
審査会に各蒲鉾屋さんが出品して「細工かまぼこといえば富山」といったイメージを強くしていくことは大事なことだと思います。
そしていよいよ来週の月曜からはその細工かまぼこの事業、「かまぼこ大学」が高岡で開かれます。
僕もいくつかつくりましたので楽しみにしています。^^
暑い日が続く今日この頃ですが、嬉しいことに結婚式の引き出物としての細工かまぼこのご注文がたくさんあります。
今週末は結婚式が多いのでしょうか?
ありがとうございます。
こうして毎週毎週結婚式の引き出物を作っているとそれが当たりまえのようになってしまいますが、結婚式は人生における一大イベントです。一生のうちに一回あるかないか(場合によっては何回もする人もいるかもしれませんが)。
私たちが作る婚礼用かまぼこは数多いのですが、それを受け取る人にとってはこの世の中にたった一つのもの。
機械的にならず心を込めて晴れの舞台にふさわしい贈り物となるよう、ひとつひとつ丁寧に作りあげていきます。
正直このじき仕事があまりなくて寂しいです・・・
そんな中、
オリジナルの細工かまぼこのご注文をいただき、じっくりと作ることができました。
文字だけの横にながーい蒲鉾ともう一つ、正方形に絵を描いたもの。
とっても楽しくできました^^
でも・・・
時間がかかり過ぎたのと少しばかりクオリティーに納得いかない部分も。
一回きりのやり直しがきかないオリジナルの細工かまぼこですので練習は入念に、ということですね。
色々と勉強になることも多々ありました。
これからもどんどん作っていきますよー!
今日も肌寒い日でしたね。
あれだけ暑かったのが嘘みたいに冷え込みました。体調管理に気をつけなければいけませんね。
月曜日ですので生地蒲鉾では細工かまぼこの製造に追われる一日になりました。
特に今週は一つの結婚式で100名を超える引き出物のご注文をいただいており、型起こしから化粧と膨大な量を目の前にしてワクワクする状態です^^もちろん全て手作業ですので多くの社員がかかわって一つの品物ができあがっていきます。
すり身のらいかい→型起こし(成型)→坐り(低温・高温)→1次加熱→化粧(絵付け)→加熱→冷却→真空包装→2次加熱→冷却→箱詰め→包装→式場などへ配達
上記のような行程で心をこめて作らせていただいています^^
月曜日です。
一週間の目標を日曜日の夕方に立てるとその週が有意義に働けるということを松田公太参議院議員のツイッターで読みました。
残念ながら月曜日に読んでしまったので今度の日曜日の夕方(ちょうどサザエさんの時間ですね)目標をたてることにします。
さて生地蒲鉾では今週も細工かまぼこの製造からスタートしました。GW前のような慌ただしさはないものの結婚式や米寿の祝い、法要用の細工かまぼこなどバラエティー豊かな細工かまぼこを作っています。
最近多くなってきたなあと思うのは小判。(今日も200枚近くの化粧がありました。)
ひとつひとつは小さいのですが、いろいろな花や鶴、亀などが色とりどりに一斉に見られるのが好評の理由でしょうか。僕も県外の人などにおすすめしたい一品です。生地蒲鉾の細工の技が堪能できる詰め合わせとなっています。
8枚入りや10枚入りが人気の品となっています^^
よろしければこちらからどうぞ!
ツイッターで知ったのですが、昨日今日と富山県の生番組をNHKでしていたみたいですね。
しかも黒部、魚津と続けての。
普段は夜のニュースくらいしかテレビを見ないので全然知りませんでした。
黒部は宇奈月の特集、そして今日は魚津の「細工かまぼこ」の特集だったみたいです。
番組録画しとけばよかった!
他社の細工かまぼこの特集とはいえ、全国に富山県が誇る細工かまぼこが知れ渡ったということでとてもうれしいです。
全国的にはどんどん衰退傾向にある、細工かまぼこですが富山県ではまだまだしっかりと暮らしに根付いています。
前回の全国蒲鉾品評会でも細工の部での出品数はだんとつに富山県が多かったみたいです。
これを機に全国的にもブームになってくれるといいですね^^
今日は憲法記念日です。
しかし生地蒲鉾では絶賛かまぼこ製造中です。
しかも今日の細工かまぼこの量が半端ない量でさすがにこれは定時では無理だということで、お昼ご飯が出ました。
普段なら13時が製造の定時なのでご飯はみなさん家に帰って食べるのですが、残業になるとお昼ご飯が出ます^^
もちろん、年末のような繁忙期は夕方まで仕事がありますのでお昼は毎日なのですが、この時期にここまでの残業は珍しいです。
ということで僕は今日は朝からずーっと化粧していました。
嬉しいことです。ありがたいことです。ご注文いただいたお客様に感謝です。
そしてその一部です。化粧前の鶴さん
化粧後の鶴さんたち。
何枚書いたかなあ・・・
急ぎの分はなんとか今日仕上げましたので週末の分はまた明日以降に持越しとなりました。
明日も頑張ります!
今日、細工かまぼこの紅白のご注文を見ていたら、「米寿」「百寿」と書いてあります。
通常なら「寿」「祝」「法会」という文字を書くことがスタンダードなのですが、珍しい。
しかも「白寿(はくじゅ)」なら聞いたことがありましたが「百寿(ひゃくじゅ)」とは??
最初白寿の間違いかと思いましたがちゃんと100歳のお祝いでありました。
自分の知識のなさを恥じ入るばかりです。
ちなみにこちらのサイトで長寿祝いの種類?が載っています。120歳の祝いなんてのもあるのですね。。。
このように紅白にはどんな文字でも書くことができます。「愛」や「卒業」なんてのも面白いかもですね^^もちろん書いたことはありませんが。
それともうひとつ、今日は特大の鯛のかまぼこを製造してました。
その重さ・・・・・
なんと10kg!
うちの3歳の子の体重が12キロくらいですから・・・・
ほぼその重さ!
いずれこのブログでも紹介したいと思います^^
今日の富山県内は全県的に快晴だったみたいですね。
ここ黒部市でも一日中青空が広がり気持ちのよい一日でした。週間天気予報を見るとしばらく気温も高めで好天が続きそうで嬉しい限りです。(朝はまだまだ冷え込みますが)
そんなわけで今日も一日細工かまぼこの製造に追われて終わっていきました。
鯛だけで100枚は軽く作りました。
これだけ多いと流れ作業でしなければこなせません。
生地蒲鉾の鯛の作り方は以前このブログでも書きましたが手間がかかっています。
まず、ピンクを塗り、次に腹の部分には白。そして真ん中にかけて赤。その上から顔とひれを描く。
というようにいくつもの工程があります。
もちろん化粧する前にも型起こしもしなければいけません。そのあとの坐りetc。。。
効率よく仕上げる方法はあるのですが、ここがこだわりの部分ですので伝統の作り方を守っていきたいと思います。
富山県内のかまぼこ屋さんはどこも鯛を作っているとおもいますが、一度ぜひ見比べていただければと思います^^
震災地域への配送状況も刻一刻とよくなっています。
詳しくはヤマト運輸さんのと佐川急便さんのwebサイトをご覧ください。
生地蒲鉾では主にこの2社様の配達便を使ってかまぼこの配送を行っていますのでギフト等をお考えの際は参考にしていただければ幸いです。
さて通常今週もアメstartでした・・・
今週は先週よりも細工かまぼこのご注文を多くいただいておりました!したがって今日月曜日だけでは作りきれず、明日以降に持越しとなりました。こんな忙しさは大歓迎です^^
若干人差し指がぷるぷるきていますが・・・
(人差し指が震える理由は付け包丁を押さえつけるのと絞り出し袋の力を入れるところが人差し指なのです。が、人によっては絞り出し袋の持ち方が違うのでいずれこのブログで書いてみたいとおもいます)
さあ明日も張り切っていきます。
3月19日はさいくの日、ということで昨日は富山市で細工かまぼこ体験教室?出前体験授業?を行ってきました。
メンバーは富山県蒲鉾組合青年部のみなさまと富山中央水産の方々です。
参加してくれたのは小学生~中学生のこどもたち25人ほど。女の子が多かったかな?
正直行く前は自分たちの仕事のおしつけにならないかなあ、と少し不安な気持ちもあったのですが、当日参加してくれたこどもたちの目の輝きを見たらそんな不安など吹き飛んでしまいました。
中にはとても上手に細工をできる子もいたりして・・・・・
きゃあきゃあ言いながらの細工かまぼこ体験でした。こどもたちの元気さ、明るさを見ていると、最近ふさぎ込んでいた心のもやもやがこの時だけは晴れました。やっぱり子供の笑顔やまっすぐさは最高ですね^^
元気をいただきました。本当にありがとうございました。
またこうして富山県の細工蒲鉾の技術や伝統がこれからの世代に伝わっていくことを切に願っています。
突然ですが、
生地蒲鉾の細工の特徴について解説してみたいと思います。
①鶴(つる)
言わずと知れた縁起物で細工蒲鉾の代表格。亀とセットになることが多いです。
生地蒲鉾では大中小の大きさがあります。
朝日を受けて羽を広げています。(朝日に雲がかかっているような白いグラデーションに注目です)
その羽も途中から裏面が見えるような羽になっています。(ここも細かい!)
いくつか特徴をあげさせていただきました。
次回(不定期)は亀について書きます。
一週間の始まりです。黒部市は今日も快晴!なんだか春の匂いが感じられるさわやかな気候になってきましたね。
さて生地蒲鉾では本日は細工かまぼこ製作Dayです。鯛からさまざまな型ものまでとてもたくさん作りました。結局今日一日では終わりきらず明日以降に化粧は持越しとなりました・・・
その中でもこの季節はお雛さまかまぼこのご注文が増えてまいりました。この細工かまぼこ、たくさんの色を使っていますのでとても鮮やかで、その愛らしい表情もなかなか人気です^^(特にお姫様の扇子から出ている紐はピンク、白、緑と三色同時に絞り出し袋に入れて一度に出すという技が使われています)
一つひとつ手作りの細工かまぼこ、特にお雛様かまぼこはこの季節だけの商品です。ご注文を受けてから製作しますのでお早めのご注文お待ちしております^^
また寒くなってきました。以前少しずつ春に向かっている気がすると書きましたが、今週は冬に逆戻りしている感があります。
さてそんな中でも生地蒲鉾ではこつこつとかまぼこを作り続けています。今日は特別な細工かまぼこのご注文をいただいたのでその制作をしていました。
そのかまぼことは・・・・・
「ウォー太郎」かまぼこ!
ウォー太郎とは黒部青年会議所が1992年、設立15周年を記念して名水のマスコットキャラクターを一般募集し、それを藤子不二雄A氏にキャラクター化の依頼をして誕生したものです。以来名水の里黒部を代表するマスコットとして市内のいたるところでみかけることができます。
それを今回「記念品として渡したい」とのご注文をいただいたので特注しました。製作には四苦八苦しましたが完全に一致とはいかないまでも、なかなかいい線いった仕上がりになったのでは?
生地蒲鉾ではこのようにオリジナルの細工蒲鉾も受け付けておりますのでまずはご相談ください。(ただしデザインの関係や繁忙期との関係などでお断りさせていただく場合もあります)
見て楽しい、食べておいしい、を実感していただくために日々頑張ります^^
今日も寒かったです・・・さらに天気予報では明日から北陸を中心に寒波到来とかいってますね。今までのは寒波ではないのでしょうか?ふー・・・・
と愚痴ってても始まらないので今日は一枚の写真を載せます。
これは生地蒲鉾名物の巨大細工蒲鉾の下地を作っているところです。何のために制作するのか?全国蒲鉾品評会というものがあるのでそこに出展するためです。生地蒲鉾では毎年社長がこのくらいの大きさの作品を出品しております。何度か大賞もとっているのですよ^^富山県の細工蒲鉾のPRにもなりますしね。
もちろん食べたりはしないので腐敗防止のために防腐剤などを使っていますし、固まりやすいように添加物も多めに加えています。
さあこの白いキャンパス(すり身ですが^^)に今年は一体何が描かれるのでしょうか?!乞うご期待です。
今日ものんびりとした休日でした・・・
と、その前に昨夜のサッカー、対カタール戦、良かったですねえ。アジアカップの面白さを堪能できる試合でした。ほんの何年か前ならカタールははっきり言って格下みたいなイメージを持っていましたが、昨日はホームということもあるのでしょうが強い、強い。日本が先制され、追いつき、そして突き放され、また追いつき、そして勝ち越し!なんて気持ちいい展開だったのでしょう^^アジアのレベルが完全に拮抗しています、だからガチンコ勝負が面白い。正直ワールドカップより面白い試合が続いています。
さて今日は引き続き風邪等の影響もあり、家族でのんびり静養しておりました。そんな中、前から更新しようと思っていた、細工かまぼこ動画のyoutubeへのアップを行いました。これで一気に16本の動画に増えました。社長シリーズはこれで終わりました。
実はまだいくつか細工職人の動画があるので近々アップしようと思っています。
富山県が誇る伝統技、細工かまぼこ。この技術を後世に伝えていきたい、と思ったのが撮影、公開したきっかけです。本当は昔の職人さんのビデオも見てみたいのですが、中々お目にかかることができません。
http://www.youtube.com/user/ikujikamaboko
なかなかハードな週末でした。。昨日日曜日、起きたときから咳きが出始め、頭がぼーっとしている状態。昼過ぎに家に帰って来たあたりから熱があがってきて激しい悪寒に見舞われました。そしてついに胃炎のような症状も現れてきて夜、黒部市民病院へと向かいました。体温が39℃を記録したのはいつ以来でしょうか。そして僕だけではなく子供も夜中嘔吐を繰り返しとってもかわいそうでした・・・
それでも朝型には薬のせいか熱も下がり、とりあえず会社に向かいました。とても寒かったです。。。
そんな中、今日はおひなさまの細工かまぼこを作りました。この時期から出始める、とてもかわいい細工かまぼこです。色々な色を使うのでなかなか手間隙がかかるものですが、もちろん一つ一つ手作りしますのでインターネットからのご注文もお待ちしております^^
今日の黒部はずっと冷えこんだ一日でした。ここ、北陸だけではなく全国的にも厳しい寒さが訪れているみたいですね。でも長期天気予報では2月は平年気温以上との予測らしいのでここは我慢のしどころです。
さて月曜日ということで今日は週末に向けての細工かまぼこをたくさん作りました。
写真は特3サイズの鯛の製造過程の一部です。丁寧に空気が入らないようにすり身を型枠に乗せていき、お腹のところにたっぷりとすり身を盛り付けて立体感をだしています。これにはかなりの熟練の技術が必要とされます。
↓このようになります
生地蒲鉾では大きなサイズの鯛はこの状態で(型枠に入れたまま)一晩坐り室に寝かせてから翌日蒸し上げます。そうすることでしっかりとした弾力のかまぼこができあがります。
その後、化粧(絵付け)、蒸し、真空包装、二次加熱としっかりと時間をかけて一つの鯛のかまぼこができあがります。一つ一つ作り手の思いがつまった鯛のかまぼこ、お試しくだされば幸いです^^
予想どおり生地は朝起きると雪が積もっていました。。。憂鬱な気分ながらも完全防備で真っ暗な中、家を出てとぼとぼと会社まで歩いていきました。年末がしんどいのは単に生産量が多いというだけではなく、この気候とも関係しているんでしょうか。もし夏にかまぼこ屋さんのピークがきたら・・・それはそれで暑さでばてそうですね^^;
それにしても一日暴風雪の日でした。仕事の途中、ごみを捨てに工場の裏のごみ箱に行こうとしたらものすごい突風で吹き飛ばされそうになりましたし・・・(きっと台風でもここまですごくないんじゃないかな?)
しかしそんな天候とはうらはらに工場の中は出荷や生産で熱くなっています。細工かまぼこの化粧鯛の生産もピークを迎えています。今日一日で400枚。更にまだ2000枚も作ります!しかも今日にいたるまですでに1000枚以上生産していてもまだ追いつきません。。。(僕もこの冬で何枚描いたかすでに分からない!)
機械化できるものではありませんので型おこし、色付け、そして化粧、全て人の手による手作りかまぼこです!それだけに喜んで食べていただきたいという強い気持ちがこもった商品です。お正月の食卓にこの化粧鯛がたくさんのぼることを期待して明日からもまだまだ作り続けます。
今日も黒部は雨、風。。。明日は少し晴れ間が戻るみたいですが、毎日こんな天気じゃ憂鬱ですね。と、天気に文句言ってもしょうがないのですが・・・
さてタイトルにあるとおり先日お願いしていた付包丁(生地蒲鉾では主に細工かまぼこに使用します)が完成してきました。長いものと短いもの合わせて10本!一人で短期間で仕上げていただいたことを想像し、胸が熱くなりました。
実際に使ってみた感想はとてもしっくりくる感じでいいのですが、長さと幅を少し改良していただくことになりそうです。
長く使う、手のようなものですので納得のいく品物を作りあげるためにもより良いものをお願いして綺麗でおいしい細工蒲鉾をこれからもつくり上げていきたいです。
今日は久しぶりに昼くらいから晴れ間が覗いて気持ちよかったです。でもまた明日から台風の影響で雨、曇りが続きそうですね。山の方は雪化粧しているし、なんか秋晴れが少ないまま、冬に突入しそうです。。。
さて夕方会社を出てとある製作所に行ってきました。細工蒲鉾を成形したり、化粧したりするときに使う、刃がない包丁を作ってくれるところを探すためです。このようにかまぼこの成形に使う包丁は付包丁(つけぼうちょう)というらしいです(かまぼこを板に付けるという意味でしょうか?)が、富山では伝統的にかまぼこは板に付けませんのでもっぱら細工蒲鉾の行程で使います。(製作行程はこちらです)
生地蒲鉾では化粧包丁といったり、単に包丁と言ったりしてます。すり身を練って絞り出し袋に入れる用途の太い包丁と、下塗りをするための細身の包丁を使い分けて細工かまぼこを作っています。
そんな包丁が少なくなってきたのでどこかで作ってくれるところを探していたところ、いいところを見つけました。どんな様子か軽く伺うつもりで行ったのですが、「すぐに作ってみる」と言われあっというまにステンレス製の立派な包丁を作ってくれました。いろいろ包丁にまつわる話も聞けてとても勉強になりました。何事も行ってみるものですね。帰りは真っ暗になってましたが・・・
明日からnew包丁を試してみるのがすでに楽しみです^^
今週も始まりました。月曜日から雨だとちょっとへこみますね。しかも家を出ようとしたら傘がない!会社におきっぱなしでした。。。しっとり雨に濡れた状態で今週のスタートです。
さて今週末から3連休。県内では結婚式が多く開かれるみたいで当社にもたくさんの婚礼用かまぼこの御注文をいただいています。今日もたくさん鯛を作りました。
鯛のかまぼこといえば富山県の細工かまぼこの代表格だと思いますが、ちょっと調べてみたところ蒲鉾屋さんによって形や塗り方が全然違うんですね。
平面的なものや、赤色だけのもの、3色使っているもの。顔の形も各社様々です。
生地蒲鉾の鯛はその中でもかなり手の込んでいる部類に入ると思います。
まず形ですが、かなり盛り上がっています。立体感を出すため真ん中部分を盛り上げて作っています。
そして色(化粧)は3色使っています。下地にはピンク、お腹は白、そして顔からしっぽにかけては赤色です。
(特にピンクと白のグラデーションが気を使っているところです)
詳しくは細工かまぼこ動画をご覧になっていただければ分かると思いますが、かなり時間のかかる仕事になっております。
もっと合理的な作り方などはあるのでしょうが、今後とも生地蒲鉾流の鯛の作り方にこだわっていきたいと思います。
今日午前中に石川テレビさんの取材がありました。といっても生地蒲鉾だけの取材ではなく、「富山県黒部市名水の旅」という企画の中で生地の清水(しょうず)や魚の立て焼きなどと一緒に紹介いただけるようです。社長が鯛の細工かまぼこを実演しているシーンを撮影していかれました。当日楽しみに見よう・・・と思ったのですが、石川テレビは富山県では見れない!と言う事に気づきました。。
しかし富山県では多くの人が細工かまぼこを知っていると思いますが、県外の人の目に触れる機会はあまりないと思いますので放送を機に多くの人に知っていただければと思います。石川テレビの皆様ありがとうございました。
《告知》9月24日(金)午前10時~11時「情報ライブリフレッシュ」内「金曜エンタメ 富山県黒部市 名水の旅」
で紹介いただく予定です。
ちなみに当HPでも細工かまぼこ動画は見れますので興味のある方はどうぞ!
前にも書きましたが、この時期は結婚式自体が少ないので婚礼用の細工かまぼこは少ないのですが、今週は法要かまぼこの注文がいくつかありました。
「法要にはかまぼこ」というイメージはあまりない方もいらっしゃるかもしれませんが、知る人ぞ知る(?)、意外に注文をいただきます。ありきたりなギフトもいいですが、手作りのかまぼこをお返しに使われてはいかがでしょうか。
先日ある方から新築祝いにと金箔塗りのひょうたんをいただきました。結構大きな代物で振るとカラカラと音がします。どうやら中には種が入っているみたいです。
その昔ひょうたんはお酒や穀物の種などを入れ保存容器の用途で主に使われていたそうですが、縁起物としての使われ方もあったそうです。戦国時代には豊臣秀吉の旗印としても使われていて戦に勝つたびに瓢箪の絵を一つずつ増やしていったそうです。なぜ縁起物となったのかはいろいろ由来があるそうですが、こちらのサイトに諸説が書かれています「立山ひょうたん村共同組合」
また今回調べていたら「瓢箪から駒」ということわざを思いだし、その「駒」が「馬」のことだということを初めて知りました・・・
ということで少々前ふりが長くなりましたが、生地蒲鉾の細工かまぼこでも「ひょうたん」があります。ひもが結び付けられて下の部分には華の絵が書かれます。
単品からのご注文もできますので新築のお祝いなどにいかがでしょうか^^
今日は月曜日、世間的にはお盆休みに入っているところもあるようですが、生地蒲鉾ではお盆期間中も普通に仕事させていただいております。ぜひお越しください。
さて今日も量は少ないのですが、細工かまぼこの製造をしました。細工かまぼこの生産は一番多いときは10月、11月、3月とやはり結婚式シーズンです。県内の結婚式場に納品することもあれば、お客様から直接注文を頂いて自宅にお届けさせていただく場合もあります。
そのように生産の波は多少あるのですが、嬉しいことに当社の場合一年を通して何かしらの細工かまぼこの注文があります。それは赤ちゃんが生まれた時のお祝いだったり、新築の建前に配るかまぼこ、法要、快気祝い、お土産用などなど・・・・
生地蒲鉾の伝統である、細工かまぼこはこうしてお客様に知ってご利用していただいています。感謝感謝です。